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更新日:2024年03月25日(月)

【KGレポート】第9回 KG銀座ビジネス交流会

日 時 : 2024年3月9日(土)13:00 ~ 17:00
会 場 : 関西学院同窓会本部銀座オフィス
参加者 : 計35名 (講師/スタッフを含めて男性26・女性9)

前回同様にライブ参加者のみの開催としました。
今回の参加者も多様な職種・キャリアの皆さんで、民間企業の現役サラリーマンのみならず、元ケアマネージャー(福祉介護)、国会議員秘書、個人投資家、リタイア済のシニアなど多彩な顔ぶれでした。
昭和31年(1956)から令和2年(2020)卒業の64年間にわたる幅広い世代の参加も定番となりつつあります。
最近の傾向である理系学部&大学院出身者の参加も今回の特徴でした。

<基調講演 演者①>
高田将代氏   1991年(平成3)文学部(独文学科・下程息教授)卒
        国宝『當麻曼茶羅』を有する奈良県葛城市の名刹、 當麻寺の長女として誕生。
        裕福・華美とはかけ離れた質素な環境で家業・家事手伝いなど一般家庭とは異なる
        幼少~学齢期、若くして死別した母親からの教訓
        『一生をかけてやりぬくものを持つと人生は豊かになる』『1日1回は誰かを笑顔に』を胸に
        様々な努力やチャレンジを続けているドラマを語って頂きました。
        総合商社でのサラリーマン生活、結婚・出産を経て平凡な専業主婦に留まらず、
        挫折を乗り越えて出版・講演や社会貢献活動を行い『ふるまいで世界を変える』をモットーに
        日々邁進し現在に至るキャリアに加えて、国内で数多くの受講者を集めている
        『エレガントマナーレッスン(美しい立ち振る舞い・自分磨き)』を海外で
        和装で曼荼羅の魅力と日本文化の素晴らしさ、ふるまいの美しさを伝えたいという夢を持つ高田さんのスケールに魅了されました。
        素晴らしい講演のコンテンツに加えて、聴衆に理解しやすく親しみの持てるスピーチの質の高さも注目を集めました。

<基調講演 演者②>
松本克巳氏   1977年 (昭和52) 理学部(化学・高山教授研究室)卒
        故郷の山口県宇部市で幼少期から近隣の遊び友達の影響でバイオリンのレッスンを開始、KG卒業後に府立高校の教員になるもプロ演奏家への道、志を持ち続け、難関を突破して日本フィルハーモニー交響楽団に入団。
        音大出身の多くのライバルがいる中を第一バイオリン奏者としての地位を獲得。
        楽団経営を支えていた主力スポンサーの一方的な援助打ち切りにより日フィルは大きな困難に遭遇、労働争議や著名な指揮者の離脱など苦難の日々が続くなかを持前の粘りとファイトで団員とともに一般市民・支援者の幅広い支持を得てサバイバルした経過を語って頂きました。
        『人々の心を開く鍵』を目指して阪神淡路及び東日本大震災直後から被災者支援の現地演奏会への参加や
        東大の学生時代から親交のあった坂本堤弁護士(オウム真理教事件)の追悼コンサートなどを継続する
        松本さんの温かい人柄に魅了される講演でした。 

<グループ討議>
35名の参加者を5つのグループに分け、1回目は異なる世代のグループで、2回目は同じ世代のグループで自己紹介・名刺交換やキャリア体験を話し合いました。
少数の環境ゆえに率直な質疑応答が活発に行われました。
KG在学中の懐かしい思い出話の披露から職務に関する製品技術の先端情報の交換なども入り楽しいミニ集会となり、後日再会のアポ設定も少なからずあったようです。

<懇親会>
交流会終了後は, 恒例となりつつある近隣のレストラン【サロン ド ジュリエ】の貸切使用で講師2名を含めて集い、料理&飲料を2時間、参加者代表(最年長)の中江惇さんの乾杯でスタートし、松本克己さんの生演奏もあり楽しむ事ができました。
最後は佐藤神奈川支部長のエールで校歌を斉唱し締め括りました。
加えて二次会も近隣のワインバーで行い、さらに深い親睦と交流を深める事ができました。

基調講演1 高田将代さん
基調講演2 松本克巳さん
会場全景
・グループ討議 世代混合
グループ討議 同世代
懇親会
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