日 時 : 2023年1月14日(土)14:00 ~ 17:00
会 場 : KG同窓会銀座オフィス
参加者 : 計37名 講師を含めてライブ24名(男性16女性8)Zoom13名(男性10女性3)
コロナ第8波&インフルエンザ流行の逆風の環境下でしたが、『ウィズコロナ』で対応慣れした計37名の皆さんが銀座オフィスでライブ及びZoomで集いました。
1967年(昭和42) 卒のシニア同窓から昨年春に卒業したばかりの新人に至る幅広い年齢層から多数の参加があった背景には以下の4点があったと思われます。
①銀座オフィス主催行事『ワイン研究会』の開催・好評による人脈の広がり
②KG丸の内キャンパス、及び同窓会東京・神奈川・茨城支部会員へメールでの積極的な勧誘
③同窓会本部からのFacebookなどでの各種広報活動
④基調講演者の魅力・注目度
今回の傾向として、現役・若手世代の女性の参加比率が高まった事や大学卒のみならずKG中学部・高等部卒の方の参加も得られ多様性が進んだ事が注目されます。
<基調講演 演者①>
宮崎豪(みやざき・ごう)氏 2015年 (平成27)経済学部卒(村田ゼミ)
東宝株式会社 映像本部/映像事業部/映像企画室/ゴジラルーム勤務
* 関西学院中学部&高等部卒
* 中高大の10年間アメフト部所属、大学時代は中学部コーチを務める
* 東宝に入社後は映画配給、映画宣伝業務を担当、大阪勤務を経て現在は東京本社で『ゴジラ』のブランディング企画・販売促進を担当
高等部時代のアメフトでの挫折経験をもとに大学時代は『中学コーチ制度』を活用し、中学生指導の企画や運営を担当し、教え子達がその後甲子園ボウル優勝に貢献した経緯は大学日本一V5達成の背景の一つを理解する上で興味深い内容でした。
人気企業の東宝に就職はしたが希望する職務とは全く異なる地味な部署での苦労やその後の展開は多くの若手同窓と共有できる経験談でした。
インターネットで業界全体のビジネスモデルが激変する中での東宝のゴジラ他のブランディング戦略は、他の産業にも共通する課題で参考になったと思います。
ゴジラを阪神タイガースなどとコラボ企画・プロデュ―スする宮崎さんの活躍は今後ますます楽しみです!
<基調講演 演者②>
植田多恵子(うえだ・たえこ)氏 1991年 (平成3)社会学部卒 広報社会学(津金澤ゼミ)
ツヤ肌美容アドバイザー メンタル美容セラピスト
* 奈良の呉服店の箱入り娘→KG卒業→信託銀行勤務→寿退職→専業主婦として子供二人を出産、の幸福な人生が長女の登校拒否という大きな課題に直面、辛苦の続く生活に激変
* 解決のきっかけ・ヒントを一冊の書籍との巡りあいで会得、『誰の問題か』『問題所有の法則』『褒めない、叱らない、嘘をつかない』『夫婦での子育てと統一したルールの順守』『人間関係を学ぶ為の学校の重要性』などの解決策を施し
* 同時に子育て100%ではなく、テニスやカラーアナリストとしての職務を持つ事により自分自身の世界も持ち、世間との交流を深めるようになり、問題解決に至り長女は無事、社会人として成長
* その後、エステセラピストとして一定の満足と成功に至るが、他力本願・他者依存の美容ではなく、自己の努力で肌を整え、肌に自信を持ち人生を楽しむ新しい生き方を発見しモイスティーヌ社のアドバイザーとして活躍中
演者と類似したキャリア背景を持ち家庭の問題で悩む女性のKG同窓が少なからずいると思われますが、同窓の体験談を参考にして少しでも解決・改善のきっかけを掴んで頂ければと願います。
<グループ討議>
ライブ参加者を6~7名のグループに分け30分間で自己紹介やお互いのキャリアについて語り合い、名刺交換もしました。
2回のグループ討議を1回目は同じ世代で、2回目はシニアから若手のミックスで行いました。
少数の環境ゆえに率直な質疑応答が活発に行われました。基調講演のテーマだった子育て、趣味のゴルフ、キリスト教に関する歴史の知識、ワイン研究会など様々な話題に花が咲きました。
交流会終了後は近隣のレストラン【サロン ド ジュリエ】で講師2名を交えて懇談し、参加者間の親睦をさらに深める事ができました。
ワイン研究会の紹介による銀座の個室会場での良質な料理&飲料を2時間30分、加えて二次会も近隣のイタリア料理店で行い、さらに深い交流を深める事ができました。