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更新日:2022年07月13日(水)

【開催レポート】第6回 KG銀座ビジネス交流会

日 時 : 2022年7月2日(土)13:30 ~ 15:30
会 場 : KG同窓会銀座オフィス
参加者 : 計34名
      (講師&懇親会のみ参加者を含めてライブ23名、Zoom11名)

従来は2~3名のゲスト同窓による基調講演と小グループに分かれての自己紹介、テーマ討議、
基調講演演者との質疑応答を主体としてプログラムしておりましたが、
今回は1名の基調講演者にフォーカスしてたっぷりとその内容を
参加者の皆様にお聞き頂き、その後に質疑応答&グループ別の討議を行う
計2時間の交流会としました。
好転しつつあるコロナ禍の状況を鑑み、久しぶりの銀座オフィスでの
ライブ開催&遠方からの参加希望者のニーズにも対応すべくZoomを加えた
ハイブリッドでの開催となりました。

<演者>
加藤順彦(かとう・よりひこ)氏(1991年 (平成3)商学部卒森泰博ゼミ)
事業家 マルイチグループCEO
KG商学部非常勤講師(寺地ゼミ・ファイナンス特論 全学共通プログラム)
ビットバンク(株)共同創業者・元取締役
一般社団法人ベンチャー型事業承継 顧問
シンガポール和僑会 副会長

* 大阪府豊中市出身、府立箕面高校卒
  祖父が創業した金属・鋼材の加工と卸売業を営む家庭の長男として1967年に誕生
* 家業の承継を視野にKG在学中から学生起業家として活動を開始
  1989年、NTTによる情報料金回収サービス(ダイヤルQ2ネットワーク)の設立に参画し、
  現役学生ながら部長職として7名の部下を指揮
* 1992年、広告代理店を創業、雑誌広告からネットへのシフトに成功し年商120億円企業に
* 1997年以降、国内外80社超の日本人起業スタートアップに投資
* 2008年、ライブドア(堀江貴文)事件などに始まったネットベンチャー不況に遭遇し
  事業を売却、新天地のシンガポールに移住、永住権取得
* 海外で起業し名を挙げ母国に凱旋して新しい産業と雇用を生み出す
  中国の『ウミガメ族』を良き参考・目標に日本の若い起業家の経営支援に着手
* シンガポールに加えてバンクーバー(カナダ)・日本の3拠点で活動中
* 間葉系幹細胞点滴による再生医療、コンタクトレンズ越境EC、
  理美容シザーなどの自らのビジネスにも注力中
* 参考資料 (動画インタビュー、著書)
   https://www.dreamgate.gr.jp/contents/case/interview/36048
   https://www.kenja.tv/president/detka15zb.html 
   『若者よ、アジアのウミガメとなれ』ゴマブックス
   『シンガポールと香港のことがマンガで3時間でわかる本』明日香出版社

<講演内容>
鉄鋼製品の流通サービス業を営む実家の事業継承(売上100億円・40名社員)を背負う立場にありながら、
学生時代から独立起業精神を持ち、KG在学中に運転免許学校の雑誌広告で成功を収め
関西から東京に進出し、25歳で広告会社を創設。

広告業界で成長を遂げる上で障害となっていた旧来の流通、商慣習の枠をインターネットの普及という
新しい時代の流れを活用して克服し、売上100億円企業、エンジェル投資先の上場8社を達成。

リーマンブラザースの破掟など激しく変化する時代の流れで挫折も経験し41歳でシンガポールに移住。

その後は日本人の起業スタートアップにエンジェル投資支援し、コンサル指導を行うとともに
自らも医療材料等のビジネスをアジア・日本・カナダで展開するに至った波乱万丈のビジネス体験を語って頂きました。

インターネットやデジタル通貨などに象徴される新しい技術やイノベーションの登場、
それに伴う社会構造の変革がビジネス投資の機会及び成功の大きな要因となる事を自らの体験をもとに
熱く語る加藤さんの講演は交流会に参加した皆さんの世代やバックグラウンドを超えて大きな関心を集めました。

又、過去のビジネスの成功・失敗例の披露のみならず、政治経済全般にわたる
今後の展望や大胆な予測も加藤さんの鋭い視点で解説し、国家政府の盛衰、ビットコインの将来予測、
貴金属や鉱物資源の今後の市況予測などに至る極めて視野の広い講演でした。

講演に続いて、参加者を3つの世代毎のグループに分け、自己紹介及び演者との質疑応答を行いました。

自らのビジネスに役立てたいと希望する現役世代から子息の教育やキャリアに関する相談を
加藤さんにする中年世代に至るまで広い角度・立場での話し合いができました。

交流会終了後は近隣のレストランで加藤さんを交えて懇談し、参加者間の親睦をさらに深める事ができました。

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