5月21日にコロナ禍以来久しぶりに、87名の初等部の生徒さんがバンクーバーにいらっしゃるとのことで、私ども同窓会支部も夕食会にご招待いただき、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。
伊丹空港から成田空港を経由してのご到着後、すぐにブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)を見学され、在学生や卒業生の方々との交流の機会を持たれたとのこと、素晴らしい経験になったことと思います。
夕食会では、私たちOBからの挨拶の後、生徒の皆さんからこれまでの旅程の振り返りがあり、長旅でお疲れの中、一生懸命に話を聞き、積極的に発言する姿がとても印象的でした。特に、機内での自身の行動について反省点や改善点を率直に述べていたことに、大変驚かされました。
修学旅行(初等部ではカナダコミュニケーションツアーと呼ばれます)での生徒さんの機内での様子というと、騒がしいイメージがあるかもしれませんが、今回の生徒さんたちは自ら振り返り、次の機会に活かそうという意識をしっかりと持っていることに感銘を受けました。これは、日頃から自己省察を大切にする関西学院初等部の教育の賜物なのだろうと感じました。
今回の訪問は、コロナ禍や円安、物価高騰といった多くの困難を乗り越えて実現されたものと拝察し、福万初等部長様はじめ、先生方のご尽力に心より敬意を表します。
短い滞在期間ではありますが、生徒の皆さんが少しでも多くのことを学び、経験できるよう、精一杯サポートされている先生方の熱意に、深く感動いたしました。
また、私たちにも丁寧なお土産までいただき、誠にありがとうございました。
今回お会いした生徒さんの中から、将来、再びカナダに留学やワーキングホリデーで訪れ、再会できる日を心待ちにしております。