KGギャラリー No.20 村上三郎「作品」 村上三郎 むらかみ・さぶろう (関西学院会館) 1925年神戸に生まれる。1948年文学部卒業。新制作派展に出品していたが、1952年その先鋭的メンバーによる「0会」を組織し、1955年には結成後一年の具体美術協会に合流する。「紙やぶり」のパフォーマンスで注目を浴び、「剥落する絵画」などのコンセプチュアルな作品を具体展に発表、その主要メンバーとして活躍した。具体美術協会解散後も独自の哲学的思索に裏打ちされたパフォーマンスを発表し、一貫してその姿勢を崩さなかった。1996年に死去。 前の記事へ Index 次の記事へ